こんにちは、臼井@ムツミです
HONDAより自動運転(レベル3)車が発売となりました、かなり限定的な条件下ではありますが、レベル3が取れたことは素晴らしいと考えます。
渋滞下などでは、レベル2でも自動追従する機能を持つ車両も多いですが、その違いを見てみると、自動運転機能のバックアップ装置、走行状態の記録装置、運転者の状況把握、サイバー対策など多くの違いがある様です。整備工場ではレべル3の車両を整備する事が現時点では出来ませんが、今後更なる技術と設備を取得して来る時代に対応してゆかなくてはなりません。。
【アウディS6 2010年】
車検整備にてご入庫頂きました。
エンジンチェックが点灯していますので、先ずはそちらから故障診断してゆきます。
スキャンツールにて読み込みをすると、燃焼状態がリーン(混合気が薄い)様です。
データをモニターしても、確かに燃焼状況が薄い方に偏っています。
余計な空気を吸い込む部位がある様です、ベンチレーションが複雑なのですが、比較的簡単に特定が出来ました、なんと左バンクのインテークの入り口です。
しかし、ここは金属部分、目の錯覚か?と思い、取り外して測定してみると、微妙な反りがでていました。
インテークダクトを交換すると燃焼状態の数字が綺麗に納まり問題が解決されました。
車検整備はスムーズに進んで継続検査手続きを経て完了です。
V10マシンがすっかり快調を取り戻しました。
ありがとうございました。
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