こんにちは、臼井@ムツミです。
私は、いろんな本を読みます、たまに、そんな事も書いています。
【意味なんて無意味だ】ヤンネ・テラー著
読みました、姜 尚中さんの本の中で紹介されていたので、興味をひかれ読んでみました
デンマークで生まれた小説で、各国で翻訳され、フランス語版で最優秀児童書賞を受賞し、デンマークでは中学で副教本となっているそうです。
かなりショッキングな内容です、
賛否両論でしょうが、私は子供に読ますのは、ちょっと。。。が第一印象でした、
しかし、余計なことを考え経験を積んでしましった大人だからそう感じるのか?
穢れのない子供たちだと、違う視点・観点でとらえ、良い結果を生み出すのだろうか?
それとも、子供への教え方、伝え方の違いなのか?、
なんでも先ん出て教えてしまう、転ばぬ先の杖的な日本ですが、自分で悩み考え結果を出すことを、小さい頃から叩き込まれるのか?
こんな難しいテーマをデンマークの子供たちは自ら答えに向かって思考するのか?
色々考えさせられました、結論は出ません、物語と一緒ですね。
以下、ほんのちょっとのあらすじ
意味のあるものなんて何もない、と言いだした少年は学校に来なくなりました、みんなに物事に意味がないと言い続け、同級生たちは将来や現在の日々に意味を持たせるため、見つけるために話し合い、考え、意味があると考えらる物を次々に重ねて”意味の山”を作りました。
”意味の山”に集めるものが凄まじい、大人の私でもとても恐ろしく感じました。それでも完全に意味のある物は見つけられず、最終的には言いだした男の子は・・・・・とても悲惨な結末です。