クルマ屋おやじの気まぐれ日記

最近アルファロメオの御入庫が多い

有川　浩さんの　”塩の街”　読みました。最近の寝る前の楽しみは”Hulu”で”探偵物語”を見ることにシフトしていましたが、合間合間に読ませていただきまし
た。。
前回の”空の中”もそうでしたが、設定が独特な世界観ですね、ＳＦのような設定なのですが、描かれているのは、やはり人間模様。今回の小説では謎の塩害という病？で人間が塩になって死んでいってしまい、世界が滅びゆく中、一人の中心となる男性が、謎の事象に立ち向かい、世界を救ってゆくといった内容です。
愛は地球を救うのではなく、勇敢に立ち向かうその人の大切に思う人を救うため、結果として広域の平和が実現する。やっていることはとてつもない行動だが、人はそれぞれ自分の大切な人のを守るために行動を起こしている、そんなセンチメンタルな恋心の駆け引きの中の壮絶なストーリーでした。

有川さんの特徴なのか？、メインのストーリーが終了した後で、登場人物のより細かい動きや思いが、続いて書かれています、ここがまた面白いですね、メインストーリーの裏側が詳細に書かれていて、また楽しめます。