こんにちは、臼井@ムツミです。
今日は私の生まれた日です、4月4日はおかまの日ですね(笑)
幸せの日とも言われています、合わせて末広がりの8とも。年齢は半世紀と一つです。
とても嬉しいことがありました、スタッフがケーキを用意して、お祝いしてくれたのです。ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、感動しました、社員のみんなに祝ってもらったのは初めてです、中心となって企画してくれた雨宮君、ありがとう、やさしい男だね。
【メルセデスベンツSクラス W220 1999年】
走行中にキーっと音が鳴り響く、でご入庫いただきました。
”停車中は鳴らず、40~50kmあたりで鳴りだし、停車すると止まる音”との事です、早同乗して音の確認をします。スピードが乗ってきたあたりで、キーといったブレー鳴きに似た音が確認できました。ブレーキ鳴きに酷似した音なのですが、ブレーキを踏んでも止まらず、別な音の様です。
後日御入庫頂くことで一度お帰りいただきましたが、その後、エアサスのアップスイッチを押すと音が鳴りやむ事をお客様が見つけてくださいました。
御入庫頂き、再度ロードテストを行うと、確かにスイッチを押すと止まります、仲間内から情報を集めますが症例が見つかりません、二人がかりでの繰り返しのロードテストで右前部から鳴っていることが判明し、スイッチの経緯もありエアサスポンプ付近が怪しそうです。走行中しか音がです、確認が難しい事例です。
速度が上がって、低速走行になったときのエアサスモードと関連がありそうです、チェックバルブか、ポンプ本体か?悩んだ末チェックバルブ(4輪のサスとアキュムレータへのエア圧の出し入れを制御する部分)の交換に踏み切りました、発生頻度が10分の1程度になったのですが、残念ながらまだ発生します、残るエアサスポンプが音を出しているとしか思えません。交換後は改善されました。
今回は、決定打が無く、カットアンドトライ的な整備になってしまいました。
相当の時間を掛けて、色々考え、情報を集めて行いましたが、この様な順番をたどる整備もございます。色々とご理解を頂きながらの整備をさせていただき、ありがとうございました。