クルマ屋おやじの気まぐれ日記

こんにちは、臼井@ムツミです。

若者の失業率が下がらないそうです、これは就業できず、安定した収入が得られず困るといった直接的な問題と、就業しない事により、現場で学ぶ多くの技術、経験が得られず、将来へ向かってのベースとなる労働力が育たないという隠れた問題があると、ラジオで聞きました。確かにそうですね、現場で学ぶことは多く、経験を積むことによてってマニュアルには無い多くのことを学び、人として成長し、次世代へ受け継がれて行くものです。
土木建築が低迷して、現場での特殊技術の伝承ができず、特殊技術作業者の平均年齢がそうとう上がっているようです。いまにビルが建てられなくなるかも知れません、多くの職場でこの様な事が起こっているのかもしれません。
少し上向きな風が吹き始めた日本、ここでなんとかしたいですね。

Ｅ３６ラジエータ

【ＢＭＷ　Ｅ３６　19992年】
冷却水漏れ、でご入庫頂きました。

冷却水が漏れるとの事でご入庫頂きました、エンジンが冷えた所で、キャップを開け、水を入れてみます、圧力をかけることもなく、水が垂れ始めました。
ラジエータのサブタンクからです、クラックが入った様です。詳しい確認のためラジエータを下ろしますと、サイドタンクとコアの継ぎ目にも滲んだ跡がありました、ご相談の上、ラジエータ（サブタンク付）交換をさせていただきました。
仕上がって、各部点検していると、エンジン後方から湯気が上がり始めました、何事かとチェックすると、ヒーターへ分岐させるプラスチックパイプが折れていました、ラジエータが直って冷却系圧力が高くなったため、弱った部位が破損したようです、各部プラスチック部品が劣化している様です。
今回はここの整備を行って、完了といたしました。

ありがとうございました。

Ｅ36分岐パイプ