こんにちは、臼井@ムツミです。
今年のお盆は正に盛夏ですね、夏らしさを満喫されていますでしょうか。
私は、レンタカー事業がかき入れ時のため、毎日出社して頑張っております、出発から帰着までの間はのんびりできますので、書類の整理や、考え事、読書など、日ごろできない事に贅沢に時間を使っております。
今日は、午前中にお墓参りに行ってきました、東京のお盆は7月ですので、人は少なかったですね、東京大仏や、赤塚植物園、美術館などなど、お散歩にはもってこいの地域なのですが、今日は暑すぎました。。また次回のんびり散歩したいです。
読書は既に二冊読了しました。
まずは、映画になって気になっていた”アオギリにたくして”
被爆者である実在の人物を取材するタッチで描かれていた作品です、原爆・戦争の悲惨さを一人の被爆者女性の立場から、心の動きを描き出しながら壮絶な人生を綴っていた、この重い人生を半日で読むことに違和感を覚えつつ、私の感覚をはるかに超えた辛い生き様は、経験者でない私には到底理解する事はでき無い事で。。、このモデルになった女性の晩年はヒロシマの悲劇の語り部だった方です、この活動が映画になって、後世に語り継がれてゆくことを喜んでおられるでしょう。
ただただ平和な今の時代に感謝するばかりです。
広島は一度訪れなくいてはだめですね。
次に小杉健二さんの”家族”
以前に”父からの手紙”で深く感動したことを覚えていて、書店で手に取った本です。
現在の大きな問題、高齢化社会における、介護にかかわる問題と、裁判員制度の問題点を、強盗殺人事件の法廷での審議の中からいろいろな形で説いている作品でした。
長生きはしたいが、家族の迷惑になりたくない、
長生きしてもらいたいが、正直日々はとても辛い
お互いの思いやりの気持ちとは裏腹に残酷な現実が存在し、金銭的にも厳しい世帯は、問題を家族で抱え込むしかなくなり、最悪の事態も。。
法廷審議のなかから、真実が導かれてゆくほど、悲しく、家族を思いやる苦しさが書かれている話。真の解決法は無いのだろうか。。
もう二冊くらい読みたいです。