空飛ぶタイヤ

2013. 11. 24 | 日記など |

こんにちは、臼井@ムツミです。

BENZ-MUSEUM

メルセデスベンツディーラー

池井戸潤さんの”空飛ぶタイヤ”上下巻を読みました、久しぶりの上下巻にわたる長編でした。
某大手自動車メーカーのリコール隠しが題材にされたともいますが、被害者と、メーカーとの色々な鬩ぎあいが描かれた小説です。
事故による遺族、事故を起こした中小企業、その取引先、銀行、大手自動車メーカー、グループ財閥系企業と銀行、家族と、仲間、それぞれの思惑が交差して複雑なお話です。

倍返しで有名な作者ですので、理論がキッチリ描かれていて、私としては好きな部j類ですが、経営者・親・の立場として主人公のような決定はできないと思いながら読みました、正義が一番大事です、社員・家族を含む自分のサポーターもとても大切、だからこそ正義と、現実の狭間で揺れるわけですが、、現実は小説の様には行かないでしょうね、そこまで運を味方にできないでしょうし、大きな相手と渡り合う技量もありません。
車両の事故で人を殺めてしまう事や、経営者としての判断、銀行とのやり取り、仕事が家族を巻き込む事、自分に置き換える部分も多く、色々と考えながら読まさせていただきました。、

世の中が小説の様になれば、もっと住みよい、正しく生きる人が豊かになる良いもっと良い世の中になるでしょうね。。だから半沢直樹がうけているのか(^^)

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