こんにちは、臼井@ムツミです。
桜が満開ですね、当店の近くの光が丘公園も週末には大賑わいのことでしょう。

エンジンがかからないとチェロキーが入庫しました。
エンジンがかからないと言われる場合大きく分けて4通りです。

1:セルは回るがエンジン始動しない(エンジン始動音はするケース)
2:セルが回らない(エンジンの始動音がしない)
3:モーターが回りそうな音はするが弱い又は、カチカチと軽い音が連続音でする。
4:一旦始動するがすぐに止まってします。

1:の場合、故障経路はいろいろで診断が複雑になるケースもあります。

2:の場合、バッテリー・スタータ・ニュートラルスイッチ・キースイッチのいずれかの故障が多いです。

3:はまずバッテリー上がりでしょう。 よく、ライトはつくんでバッテリーで無いかも?と言われますが、エンジンスタートの電力はずっと大きいので、ライトがつく程度ではかからないケースも多いです。また、細いジャンピングコードで繋いでもエンジン始動しないケースも多くあります。

4:はエンストなので、エンジンがかからないとは分けて考えます。

さて、2番の様なケースでは、まずギヤーをニュートラルにしてかけてみる、又は、シフトレバーを一番手前まで持ってきて、パーキングに入れ直す、等やって見ましょう。エンジン始動することも良くあります。

今回のチェロキーも2のケースでした。あと、3ヶ月程度で廃車するとの事でしたので、始動時にうまく調整してかけていただく様お話し、修理は中止しました。

エンジンがかからなくてもあせらずよく考えると、うまく復旧できるケースもあるのです。