こんにちは、臼井@ムツミです。
円安による自動車産業の復活のなか、ホンダがF1に2015年から復帰することになりましたね、楽しみです。自動車メーカー関連は良いニュースが続きます。反面、福島原発の汚染水漏れが120万トンから20Lに、もんじゅでは1万か所の点検漏れなど、科学技術の結晶である原子力技術のはずなのに。。なんだか不安になりますね。何か何処か?技術そのものではない部分に問題がある様に思います。
【アウディS6 1996年】
エアコンメンテナンス でご入庫頂きました。
最近のエアコンガスは定量管理が大切です、エアコンシステム圧力を調整する車種が増えていますので、その様な車種は、圧力で見ながらガスを注入する事ができません。テスターを用いて、ACコンプレッサーに対するリクエストを見つつ、実際の圧力をチェックして不具合を特定してゆきます。エアコンガスは少しずつ減ってゆきます、メンテナンスでは、定量管理のため、一度全量抜き取って、システム内の不純物を取るために真空引きして、定量ガスを入れる方式がベストです。ガスを抜き取って計量することにより、残ガス量が分かって抜けの程度も把握できます。
今回は、エアコンガスクリーニングをご依頼いただきました、ワコーズさんのパワーエアコンも注入するコースです、施工してみると20%のガス減りがありました、冷え具合がぐっと良くなります。一部のアウディーでは低圧側のサービスバルブがありません、プレッシャセンサーを取り外して、そこへアダプタを取りつけてゲージを繋ぎます。なぜ共通化していないかは不明です。
ありがとうございました。