ワーゲンパサート、走行不能

2015. 5. 12 | VW/Audi |

こんにちは、臼井＠ムツミです。

首都高速道路山手トンネル（中央環状線）の開通で渋滞が４割減ったそうです、羽田方面のアクセスは格段に良くなりました。五反田あたりまでもあっという間です、ここは背の高い大型トレーラーも通れるので、一般道などの渋滞緩和にもつながっているそうですね。
池袋方面外回りは、若干交通量が増えて時間がかかる気がしますが、我慢できる範囲です。
山手トンネルは、関越自動車道路の関越トンネルを抜いて日本一長いトンネルになったんですね、そんな感じはしませんが18.2kmもあるそうです。
この先外環道、圏央道も続々開通予定だし、都心でのストレスは減る方向にある様です。

【VWパサーと　　2002年】
走行不能　で　レッカー入庫いただきました。

パサートアリアント

からふかしの様になって、走行できなくなったとのご依頼でした。
ご入庫時は、走行はできるものの冷却水漏れ、オーバーヒートなどの症状が確認できました、第一原因と走行不能の要因がどこにあるのか？悩ましいケースです。
色々とご相談の上、先ずはオーバーヒートと冷却水漏れを抑えることといたしました、オーバーヒートがあっという間で、その他の点検ができない状況でした。
オーバーヒートの原因と、冷却水漏れは同じ部位の問題で、サーモユニット不良でした、ブローバイホースや、ウォーターホースの劣化が著しく、急場を抑えるだけでも、多々メンテナンスが必要でした。
漸く走行テストができる状況になり、続いて走行不能原因の特定に入ります。
エアマスセンサーの特性不良で、エンジンが吹け上がらず、またO2センサーも常時エラーです、多くの故障が積み重なっていったものと思われます。
残念ながら、空ぶかしの様な症状はなく、エンジンが吹け上がらず、失速した感じですが、お客様に再度確認をし、燃調の整備をさせていただきました。
オーバーヒートによる二次的損傷や、ミッションの不具合は確認できませんでした。
水漏れなど、ずいぶん前からあったそうです、不具合があったら、お早めにご相談くださいませ。

ありがとうございました。